コンブチャを7年間毎日飲んでます|作り方と、続ける理由

1杯のコンブチャ 腸活

腸を整えるために、7年以上毎日コンブチャを飲んでいます。

あ、こんぶ茶のことではないですよ。かなり昔に流行った紅茶キノコのことです。祖母の家の棚には大きな瓶が置いてありました。

栄養はできるだけ自然なものを取り入れたい。でもガチガチに縛るのも違うと思っています。

何よりおいしいので続けられます。

コンブチャとは

紅茶に砂糖を加え、スコビーという菌の膜で発酵させたドリンクです。

1970年代の日本では紅茶キノコと呼ばれ、一大ブームになりました。2000年代にアメリカで植物性の発酵飲料として広まり、今はアジアでも欧米でも定着しています。

乳酸菌・酢酸菌・酵母、この3つの微生物が砂糖と紅茶を分解して発酵します。

スコビーとは

発酵のときに微生物が作り出す膜のことです。バクテリアセルロースという細菌由来の繊維でできています。

発酵を繰り返すと厚くなっていきます。厚くなったら二つに剥がして、新しい瓶を増やせます。

何が入ってる?

乳酸菌のほか、ビタミンB群、ビタミンC、アミノ酸、酵素、グルクロン酸などが含まれるとされています。

グルクロン酸は、体内で不要なものと結びついて排出を助けるはたらきで知られる成分です。

ただ、含まれる量は発酵の状態によって変わります。サプリのように「これだけ摂れる」と決まっているものではありません。

私が続けている理由

7年飲んでいて、はっきり感じるのはお通じです。

それと、爪と髪。艶が出て少し強くなりました。

ですが、医学的に何かが証明されているわけではありません。私にとっては、おいしくて、飲むと調子がいい。それだけで続ける理由になっています。

作り方

ぶくぶくと発酵中のコンブチャの便

材料

  • コンブチャ液 … 約200ml
  • スコビー … 1枚
  • 白砂糖 … 50g
  • 紅茶 … 2バッグ、または茶葉5g
  • 熱湯 … 500ml
  • 1L以下の清潔なガラス瓶
  • 不織布マスク1枚、またはキッチンペーパーと輪ゴム

手順

  1. ティーポットに茶葉と熱湯を入れ、紅茶を作る
  2. 砂糖を入れてよく溶かす
  3. 人肌まで冷めたら、スプーンで味見する
  4. ガラス瓶にスコビーとコンブチャ液を入れ、2の甘い紅茶を加える
  5. マスクかキッチンペーパーで蓋をし、輪ゴムでとめる
  6. 3〜4日置いて、毎日味見する
  7. 砂糖と紅茶の味が消えて酸味が出たら完成
  8. 500mlほど取り出して飲むか、別の瓶で冷蔵保存
  9. 残った液とスコビーに新しい甘い紅茶を注いで、次の発酵へ

3の味見は必ずしてください。白砂糖の甘さを覚えておくと、発酵が進んだかどうかが分かります。3回目の発酵までは毎回味見を。

1ヶ月ほど繰り返すと、1〜2日でできるようになります。

材料の選び方

紅茶

私が使っているのは「有機紅茶ひしわ」です。ケニアの山麓で無農薬栽培されたもので、発酵が早く進みます。

緑茶、烏龍茶、白茶、アールグレイ、ジャスミン茶でも作れます。

カフェインについて。発酵で減りますが、ゼロになるわけではありません。気になる方は、量や飲む時間を調整してください。

白砂糖

白砂糖が一番よく発酵します。

私は以前、質の良いものをという思いで、ローハニーや甜菜糖、精製されていない砂糖などを使い作ってみたところ、ミネラルが邪魔して発酵がうまくいかず、ダメにしてしまったことがあります。

微生物はミネラルを嫌うので、甜菜糖・ココナッツシュガー・きび糖・はちみつでは分解が進まず、発酵が弱くなります。

砂糖は発酵の過程で微生物のエサになるので、仕込んだときの甘さはほとんど残りません。できあがったコンブチャにあるのは、あっさりとした甘みです。

マスクで蓋をしたコンブチャの瓶

置き場所のコツ

直射日光を避けます。また、特に冬場は冷たい素材の上に直接置かないでください。ステンレス、タイル、大理石、ガラスの上に置く場合は、木製のトレイやカッティングボードを敷きます。

塩麹や味噌などを手作りしている場合は、近くに置かないでください。発酵が弱くなります。

飲み頃と飲み方

やわらかい甘みと酸味、微炭酸を感じる状態が飲み頃です。

夏場は、氷を浮かべると味がキリッと引き締まっておいしいですよ。

4〜5日以上発酵させないでください。酢酸菌が増えすぎて、酸っぱいビネガーになります。

4月〜10月は発酵が早く、寒い季節はゆっくりです。

飲むのは食後がおすすめです。胃酸が薄まっているので、乳酸菌が腸まで届きやすくなります。空腹時以外なら、いつでも構いません。私は1日に、コップ2杯程度飲みます。

留守にするとき

3日以上家を空けるなら、新しく仕込んだ瓶をそのまま冷蔵庫へ。帰宅したら出して発酵を続けます。

冷蔵庫の中で既に出来上がっている場合もあります。味見をしてみましょう。

気をつけること

いいことばかりではないので、正直に書いておきます。

微量のアルコールが含まれます。発酵の過程で酵母が作ります。一般に1%未満ですが、お酒に弱い方、運転前、妊娠中・授乳中の方はご注意ください。

自家製は衛生管理が必要です。瓶や道具は清潔にしてください。カビが生えたり、においが変だと感じたら、迷わず捨ててください。もったいないと思っても、口にしないほうがいいです。

体調によっては合わないことがあります。免疫が落ちている方、持病のある方、治療中の方は、飲む前に主治医にご相談ください。

おわりに

氷を入れた1杯のコンブチャ

7年続いているのは、体の調子がいいと感じているから。そして、おいしいからです。

もうひとつ、続く理由があると思っています。自分で育てているからです。

コンブチャは生きています。暑い季節は早く、寒い季節はゆっくり。同じ材料で作っても、日によって味が違います。毎日味見をして、今日はまだかな、そろそろかなと確かめる。その時間が、私は好きです。

買ってくるものだったら、ここまで続いていないかもしれません。

41歳で乳がんの手術をしてから、健康にいいことをしなくてはと必死になった時期がありました。今は、そこまで気負わなくなりました。続けられるものだけが、結局は残ります。

もし作ってみようと思われたら、失敗しても気にしないでください。うまくいかないことがあっても、何回でもやり直せばよいのです。


この記事を書いた人
なぎ|ヨガ講師。2012年、41歳で乳がんの手術を受けました。健康的なことをしなくては!という思いに駆られ、ヨガの先生になりました。抗がん剤治療・10年間の抗ホルモン治療を経て、2026年にインプラントによる乳房再建手術を受ける(このブログはその記録です)。

この記事は私個人の体験と、一般に知られている情報をまとめたものです。特定の効果を保証するものではありません。持病のある方や治療中の方は、主治医にご相談ください。

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