はじめまして。ヨガ講師のなぎです。
2011年、40歳で乳がんの手術(左全摘)を受けました。抗がん剤4クール、そして10年間の抗ホルモン治療。その間にヨガと出会い、気づけばヨガ講師に。3度目の夫の海外勤務に帯同し、日本にもどってきて——そして2026年の夏、乳房再建手術を受けることにしました。
このブログでは、再建手術のリアルタイム記録と術後の回復を記録し、また乳がんフル治療後の私が、健康にきれいに年齢を重ねるためのヨガ、食事、体型管理、時々美容…の日々を綴っていきます。これから再建を考えている方の「知りたかった!」に届きますように。
私のこれまで(ざっくり15年史)
- 2011年 乳がん手術(40歳)
- 抗がん剤治療
- 治療中にヨガと出会う → まさかの講師に
- 抗ホルモン治療10年間(体と向き合い続けた10年)
- 3度目の海外生活
- 帰国
- 2026年7月 再建手術 ←今ここ!
なぜ今?——15年、先延ばしにしてきた理由
ただなんとなく気持ちが向かなかった。
手術した当時は同時再建する心の余裕がなかった。子どもたちは小さくて、早く摘出手術や治療を終わらせたかった。術後数年経っても、体にまたメスを入れるのも、異物を入れるのも怖かった。なんとなく、10年後に元気だったら再建しよう…と思って日々過ごしてきました。
10年経ちました。……そこからさらに5年。
子どもはもう大学生。心配することはない。時間もたっぷりある。
再建は後回し。でも、綺麗に年は重ねたかった
40歳から10年間、女性ホルモンを抑える薬を飲み続けなければならなかった。私の場合、エストロゲン、プロゲステロンともに受容体100%。女性ホルモンを抑えるということは、肌も、髪も、骨も、心も、その影響を受けるということ。私の女性ホルモン、頑張れ!って思う時期に、ブチっと供給を止められた。
だからこそ私は、綺麗に年を重ねることを願い、意識してきました。ヨガも、食事も、その積み重ねです。そんな時間を経て、今、再建したいと言う気持ちが湧き上がってきたのです。
きっかけは先生のセミナー
2025年12月、満を持して再建専門の先生のセミナーに参加しました。詳しいお話を聞いて、自分ごととしていよいよ現実味を帯びてきた。
それでも病院に診察予約の電話をするまでに半年かかった(笑)。重い腰を上げたのは、インスタグラムでフォローしている女性が、同じ先生の手術を受けたと、ストーリーに載せていたから。この先生で良いのだ。私もやらなくちゃ。次の日には病院に電話しました。
相談の予約を取った時点で、私の中では手術を受けることは決まっていました。あとは、納得できる答え合わせをしに行くだけ。
そして2026年6月、先生の病院を受診した。
乳房再建の相談|当日の流れ

当日はこんな流れでした。
- 先生の診察。再建方法の説明
- 先生が私の上半身の写真を撮影
- 看護師さんによる今後のスケジュールと費用の説明
- 血液検査
- 手術日、消毒日、抜糸日の予約
前もって参加していたセミナーで再建の詳細を聞いていたり、症例写真やモデルさんの実物のお胸を見せてもらっていたので、特に疑問や不安は無し。
診察の際、先生に「脂肪を多く残してもらったんですね」と言われた。他の人の術跡を見たことがないから比べたこともなかったので、そうなんだ、ちょっとよかったなと。私の左胸の腫瘍が乳頭近くにあったからかな。
また先生から「健側のほうをどうしたい、とかありますか?」(豊胸や吊り上げなどをしたいか)と聞かれて、「今はないです」と即答。
手術日と消毒日、抜糸日が決まり、お会計をして終了。再建についての冊子や、スケジュールや費用が書かれた用紙をもらう。
先延ばしにしてきたことに目処がついたので、帰り道は、驚くほどすっきりした気分だった。
乳房再建の相談でかかった費用(2026年6月時点・私の場合)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| セカンドオピニオン料金(自費) | 20,000円 |
| 血液検査(保険診療) | 2,510円 |
※費用は病院や時期によって異なります。あくまで私の場合の記録です。
質問したこと|乳輪・乳頭はどう再建するの?
気になっていたのは乳輪と乳頭の再建。方法は主に3つあると説明を受けました。
- タトゥー(医療アートメイク)で描く方法(自費)
- 鼠径部(そけいぶ:脚の付け根)の皮膚を移植する方法(保険適用)
- 健側からの移植
先生に聞いてみました。
私「私の場合は、タトゥーと鼠径部か健側からの皮膚移植、どちらがいいと思いますか?」
先生「色素が薄いので、タトゥーがいいと思いますよ」
私「そうですか。私もそれが良いです」(鼠径部の方は保険が効くけど、できれば切らない方法でやりたいと思っていた)
乳輪・乳頭の再建は、まだまだ先の話。まずは土台から。
再建方法はインプラント
以前は自分の脂肪だけで再建する方法を考えていたのですが、現時点では課題が多く難しそうなので断念。インプラント(人工物)での再建に決めました。
「異物を入れるのが怖い」——15年前の私が再建に踏み切れなかった理由のひとつです。その気持ちは今もゼロではありません。でも、セミナーで話を聞き、診察で納得いくまで質問して、「怖い」より「楽しみ」が勝ちました。
これから相談に行く方へ
- 聞きたいことを整理しておく(当日は情報量が多いです)
- セミナーや説明会があれば先に参加してみる(再建方法がわかる。症例写真や実物のモデルさんを見たり。先生には病院で初めて会うよりお人柄もわかり安心。)
乳房再建の一般的な情報は、国立がん研究センターの「がん情報サービス」(https://ganjoho.jp)にまとまっています。私の体験と合わせて、公的な情報も参考にしてください。
おわりに
15年越しの決断、ようやくスタートラインに立ちました。次回は手術前の心境について。
わたし、再建中。どうぞよろしくお願いします。

この記事を書いた人
なぎ|ヨガ講師。2011年に40歳で乳がんの手術を経験し、健康的なことをしなくては!という思いに駆られ、ヨガの先生になりました。抗がん剤治療・10年間の抗ホルモン治療を経て、2026年にインプラントによる乳房再建手術を受ける(このブログはその記録です)。
このブログは私個人の体験記録です。治療や手術の選択は、必ず主治医の先生とご相談ください。

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